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理事から会員へメッセージ

賛助会員のご紹介
公益社団法人
大分県理学療法士協会
〒870-0855
 大分県大分市豊饒三丁目4番1号
TEL.097-507-9845
FAX.097-507-4317

1.公益事業
2.その他の事業(相互扶助事業)


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腰は低く、アンテナは高く     
令和 6年 6月15日
会長 市川泰朗
 5月26日(日)定時総会の第2号議案において令和6・7年度の役員改選が行われ、新役員が承認されました。総会後の理事会にて会長、副会長が選任され、4期目の会長を務めさせていただくことになりました。併せて局長・担当理事が確定し、組織再編によって刷新された執行部体制で今年度の事業を円滑に遂行して参ります。
協会活動の4つの柱である「組織力強化」「専門性向上」「職域拡大・公益事業強化」「運営基盤の強化」に沿って、今年度事業も計画しています。喫緊の課題である会員数の減少(休会・退会者の増加)については、会員のニーズを踏まえた事業と協会運営の在り方を検討する「組織強化対策WG」を立ち上げ、入会と会員定着促進につながる成果を確実に上げたいと思います。 
 また、介護予防領域だけでなく、産業保健、学校保健、ウィメンズヘルス、障がい者スポーツ分野などのニーズの高まりに応えるべく人材育成と派遣体制整備を急ぎたいと思います。行政や他団体との連携をさらに強化し、全世代の心身機能を支える公益事業を今後も展開して参ります。
 さらに今年のトリプル改定の影響に注視しながら、職能局に新設した政策課で情報収集と関係機関への働きかけを行っていきます。国際協力機構(JICA)から委託されている草の根技術協力事業は11月にペルーでのエンドライン調査を予定しています。来年度、ホルトホールで開催する「九州理学療法士学術大会2025in大分」では一般演題数200題の募集のうち、大分からの発表は100題が目標です。募集締め切りは来年5月、皆様奮ってエントリーください。
 最後に、タイトルの「腰は低く、アンテナは高く」は2018年に私が会長に就任した時のモットーでした。7年目の任期がスタートしましたが、初心に立ち返り、引き続き会員の皆様の声を大事にしながら、虚心坦懐「魅力ある県士会づくり」に取り組んで参りますので、今後ともご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
“ 繋がる ”
令和6年6月15日
副会長 志賀辰三
 2024年になって約半年が経過し,時の流れの早さに驚くばかりですが,年頭に発生しました能登半島地震や4月に発生した国外での地震や大水害等,被災された方々に心からお見舞い申し上げます.
 さて,会員の皆様方へのメッセージということで,まず当協会の動きといたしまして,2024年度は「組織再編」の年であり,協会活動をより有効・効率的に実践できる組織作りをしていきます.また今年度は役員改選の年であり,二人の新理事が就任し新執行部とともに今後の協会運営に力を発揮していただくこととなりました.この度,退任される石丸・大塚両前理事には長期にわたりご尽力いただき心から感謝申し上げます.
 私は昭和61年に理学療法士免許を取得して,今年で39年目を迎えました.私が免許取得した頃は,全国にまだ6,114人ほどしか有資格者がいない時でしたので,就職1年目は一人職場のところも多く,現在のようにインターネット環境も身近にない頃でしたので,人と人の繋がりの中で情報収集がなされておりました.職場に先輩がいるわけでもなく,所謂「リハビリテーションに係るマネージメント」は否が応でも自身でせざるを得ない状況でしたが,幸い私の場合,臨床実習の際のスーパーバイザーの先生にご指導いただきながら,当時の大分県理学療法士会の諸先輩方からお知恵や情報をいただき現在に至っているという状況です.現在はインターネット環境も充実し,上手に扱えば有用な情報がすぐ手に入れることもでき,職場においては複数名のスタッフに囲まれ職場内完結することも多いかもしれません.しかしながら,私のこれまでの経験において,自職場の域を超えて色々な方とコミュニケーションを図り,様々な情報や意見交換ができる環境(横のつながり)を広げていくことも自身の成長につながるのではないかと考えます.事実,自院で解決できないマネージメント(運営や診療報酬上の解釈など)等,他施設の方々にお尋ねしご助言いただくなど,日頃から“顔の見える関係”にあることで“悩む時間”を少なくすることができるのではないかと考えます.しかしながら,“横のつながり”を作っていくこと自体に敷居を高く感じる若い方々がいらっしゃるかもしれませんが,学術的なことでも親睦にかかることでも良いと思いますので積極的に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか.そのような意味で協会は様々な活動を通してそのきっかけ作りの一助となれるように努力していきたいと思います.特に身近なところでは,圏域ごとに協会のブロックがありますので,そのブロックの活動にご参加いただき“顔の見える関係”作りを広げていただけると幸いです.今年も暑い日が続きそうですが,どうぞご自愛いただきますようお願い申し上げます.
 また,協会活動につきまして,今後とも変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます.
変化・改編、新たなスタート!
令和6年6月13日
副会長 髙橋隆一
 今年は6年に1度のめぐりあわせとなり医療、介護、障害福祉サービスのトリプル改定の年で医療機関間、医療と介護の情報連携を進める上での医療DXの推進や働き方改革・業務の効率化・タスクシフトも重要視され、昨今の物価上昇等により医療分野において特例的な対応としての賃金上昇がなされました。
 新年度がスタートし2カ月、卒業され晴れて社会人となった新人理学療法士の方々はどうでしょうか?職場環境には慣れましたか?他のスタッフとのコミュニケーションは図れていますか?…。実際は現場にまだ慣れていない新人の方々もいるかと思われます。焦らず色々な悩みは先輩の方々にしっかり相談し、社会人・組織の一員として行動がとれるように意識を改革し、必要とされるスキルを身につけ、一歩ずつ成長に繋げていただけたらと思います。また大分県理学療法士協会(以下、県協会)では質を高める研修会も企画されていますので、積極的に参加・活用される事を期待します。
 5月に開催されました県協会の定時総会での事業報告にもありましたように、県協会では社会情勢や多様なニーズに伴い、産業保健関連や学校保健、予防領域、災害リハ支援などの人材育成や各ブロック、地域包括ケアシステムへの体制の強化など、多岐にわたる事業の展開や対応を県協会では図っています。また定時総会や各ブロック開催のキックオフミーティングにおいて、県協会会員の皆様に周知したように県協会は組織改編を行いました。会員総数は1600名を数える組織となり、既存部署の統合や新規部署の立ち上げなど、組織構造や部署名など内部の変更を行いました。組織が持続的に発展を目指すための手段であり、効率性やあらゆる領域への迅速な対応などを達成するための戦略です。今年度より新組織体制でスタートしております。
 県協会としては皆様から支持される職能団体として確立し、県民の皆様の生活に欠かせない存在の一員として活動して行きましょう。また会員間の横の繋がりも大切です。結束を強固なものにし、さらなる魅力ある組織作りを目指しましょう。
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