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理事から会員へメッセージ

賛助会員のご紹介
公益社団法人
大分県理学療法士協会
〒870-0855
 大分県大分市豊饒三丁目4番1号
TEL.097-507-9845
FAX.097-507-4317

1.公益事業
2.その他の事業(相互扶助事業)


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受動的から能動的に
副会長 志賀辰三
 会員の皆様方におかれましては平素より協会の活動につきまして、ご理解とご協力を賜り心から感謝申し上げます。さて、会員の方々へのメッセージということで、私が最近思うことを少しお話しさせていただきたいと思います。ここ近年進められている“働き方改革”や“養成施設におけるカリキュラム改正”、この二つに共通するところは、私は「自身が使える時間の自由度が増える」ではないかと考えています。その時間の使い方は家庭、趣味、学習など個々によって優先順位が変わってくるものと思われます。

 我々の職業の根底には学術・技能の向上が常に求められていると思っていますので、職場の管理監督者としましては全スタッフの学術・技能向上を目指していきたいところではありますが、全ての学術・技能向上のための取り組みを業務の一環として就業時間内に取り込むことは現実的に難しい面があり、時間外の学術・技能向上のための活動は本人の“主体性”に、より委ねられるようになってきたのではないかと思います。その“主体性”を後押ししていく上では、その“きっかけ(提案)”作りが必要になると思いますが、上司と部下、先輩と後輩、指導者と学生という力関係が作用する部分では相互理解が必要であり、その関係性が構築されていない中では効力が発生しないばかりかハラスメントととらえられてしまうかもと消極的な姿勢になる場合があるかもしれません。若手スタッフはその職場に自身のキャリアアップの期待を含め入職している人が大半だと思いますので上司・先輩は後輩が“消化不良”を起さないような“動機付け”を、若手スタッフは「自身がどうなりたくて、どのような支援が欲しいか」を能動的に発信していくという相互のムーブメントが必要な時代になってきたのではないかと思います。取り留めのない話で恐縮です。暑い日が続きそうですが、お体にはご留意いただき、仕事、学術研鑽、余暇を充実してお過ごしいただきますようお祈り申し上げます。
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