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理事から会員へメッセージ

賛助会員のご紹介
公益社団法人
大分県理学療法士協会
〒870-0855
 大分県大分市豊饒三丁目4番1号
TEL.097-507-9845
FAX.097-507-4317

1.公益事業
2.その他の事業(相互扶助事業)


理事からのご挨拶     
令和 7年 4月吉日

○社会局長 渡邊亜紀より

皆さまこんにちは。
 (公社)大分県理学療法士協会の社会局長を務めさせていただいております、大分リハビリテーション病院の渡邊亜紀です。会員の皆様には、平素より当協会の事業にご参加いただき、心より感謝申し上げます。 
 社会局は健康増進部とスポーツ事業部の2部で活動しております。健康増進部では「県民の健康増進への貢献」を目標に、働く世代対象の産業理学療法課、産後ママや子育て中のパパママを対象としたウィメンズヘルス課、小中高生を対象としたスクールヘルス課そして全世代を対象とした健康イベント課で様々な活動しています。
 スポーツ事業部では「スポーツを通じて県民との交流を深める事」を目標にスポーツ選手を対象としたスポーツ支援課、パラスポーツ選手の支援や普及活動を行うパラスポーツ課で活動をしています。多くの会員の皆さんはケガや病気などで身体に障がいのある人や障がいの発生が予測される人を対象にされていることと思います。社会局の活動では県民の健康増進や障がいの予防を目的に活動し多くの県民の皆さんと触れ合い、実際の声を聞くことができます。また、別の施設で働く県内の理学療法士と共に活動し、知識や技術の研鑽の場にもなります。理学療法士の活動の場が広がる中、「チェレンジしたいがどうしたらよいかわからない」と思っている方、ぜひ一緒に活動してみませんか。
今後とも大分県理学療法士協会の活動にご支援、ご協力の程何卒よろしくお願いいたします。

○職能局長 井上仁より

職能局局長の井上仁です。
私が理学療法士となり25年が経ちました。この間、理学療法の役割や考え方は大きく変化しました。以前は主疾患ごとの理学療法が中心でしたが、現在では心疾患や糖尿病、フレイルなど、多様な疾患を総合的に解釈する力が求められる時代です。
また、理学療法の対象はケガをした人や病気になった人だけではなく、今では健常高齢者や働き盛りの世代、そして小中学生、さらには産前産後の女性と幅広い年齢層に広がった時代となりました。
それに加えて、臨床実習は従来の患者担当型から診療参加型へと移行し、学生の時からより実践的な経験を積む時代になりました。
そして、社会全体ではデジタル化が進み、これまで経験則で語られてきたものも数値化されるDX時代が到来しつつあります。
「人生100年時代」といわれる今、理学療法士も様々な環境の変化に適応することが必要です。ある偉人は「環境の変化に対応できたものが生き残る」と述べています。これは個人に限ったことではなく、我々が所属する『大分県理学療法士協会』にも該当します。
当協会の年齢構成ですが理事の平均年齢と協会員のそれは恐らく10から15歳ほどの差があるのではないでしょうか。このような時代を歩み、先を見据えて行動し時代に適した魅力ある団体として生き残るには、若い世代の斬新なアイデアや意見が必要です。理事にはないワクワクするような発想をお持ちではないでしょうか。ぜひ、頭の固くなった初老理事に力を貸していただき、協会の発展にご協力いただければと思います。
何卒よろしくお願いいたします。

○ブロック局長 毛井敦より  多様性を尊重し、地域と共に歩む理学療法士へ

現在、ブロック局局長として協会活動に取り組んでいます、老人保健施設ウェルハウスしらさぎの毛井敦です。
近年、社会はコロナウイルス感染症の蔓延を契機に大きく変化してきました。働き方や生活様式が変わり、価値観や人との関わり方にも多様性が求められるようになっています。こうした社会の変化に対応するために、大分県理学療法士協会の活動も進化していく必要があります。理学療法士には、専門的な知識や技術の向上だけでなく、「多様性を理解し、受け入れる力」がますます重要となっています。
理学療法士の学術活動を通じ、質の向上はもちろん重要ですが、社会との接点を増やし、地域や他職種との連携を深めることも不可欠です。そのために、地域に根ざしたブロック活動は大きな役割を果たしています。ブロック活動では、地域でのイベントへの参加や行政・企業とのコラボレーションなどを通じて、理学療法士の専門性を地域に還元するとともに、地域住民や他職種との関係を強化しています。こうした活動は、結果的に患者・利用者へのよりよい支援につながるだけでなく、私たち自身や家族にとっても大きな価値となります。
2025年は地域包括ケアシステムの完成年度です。これからの社会では、医療・福祉・介護の連携がこれまで以上に求められ、多様な価値観やニーズに応えることが必要となります。理学療法士が地域や他職種と協力しながら、多様な視点を持って対応していくことが、社会全体にとっても大きな力となるでしょう。
ブロック局としても、こうした時代の流れを見据え、会員の皆さまが地域と積極的に関わる機会をさらに増やしていきたいと考えています。理学療法士が専門性を活かしつつ、多様性を理解し、地域と共に歩むことで、より豊かな社会づくりに貢献していきましょう。皆さまの積極的なご参加とご協力を心よりお願い申し上げます。
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